げんきのみなもと

それなりに幸せな二世帯住宅で暮らしていたのに、父の癌と会社の借金が同時発覚していきなり窮地に追い込まれてしまい、それでもなんとかなるの精神で呑気に書いているブログです(^^;)

日記① 父の癌と会社の借金が同時発覚

プロフィール欄にも載せましたが、

私は3年前に二世帯住宅を建てて

二階に私・妻子

一階に両親・祖母の6人暮らしです。

 

二世帯住宅を建てた経緯としては、

父は自営で建設業を営んでおり、

祖父(10年前に他界)が建てた会社を父が引き継ぎ、借金があったので、

実家兼事務所の建物を借金返済に当ててキレイさっぱりにしたのと同時に二世帯住宅を建てました。

 

父は借金があったことでローンが組めなかったので、私1人で3700万の35年ローンを組みました。

 

実際の支払いは親世帯と分割していたため、

月の支払いは4万円程度、余裕で暮らしていける生活ぶりでした。

 

同時に会社を畳むとの話だったのですが、

これからの収入を考えるとやはり会社は続けていた方がいいとの判断になり、

現在も経営は続いております。

 

この判断が今回の事件の大きなファクターとなるとは思いもしませんでした。

 

 

 

当時からポイント稼ぎや副業に関心があった私は、将来両親が働けなくなったことも想定し、

生命保険と投資信託を利用しながら、今後の自体に備えておりました。

 

 

令和2年が幕開けして1ヶ月足らず、

事件が発生しました。

 

 

 

「今晩、話があるんだけど後で下に来れる?」

母からLINEがあり、私達は「なんだろうね?」と気になりながら子供を寝かしつけ、

下に降りていきました。

 

かなり神妙な面持ち。

 

これは重い話だなーと瞬時に察しました。

 

 

父から

「オレ癌になっちゃってさ」

 

 

 

 

え?

 

 

 

 

「実はステージ4で肝転移も既にあって」

 

 

 

 

 

は?

 

 

 

 

 

「マジか!大丈夫なの?」

 

母は泣いており、それを聞いた妻も涙しました。

 

詳しいことを聞き、今後のことを考えなきゃと。

私と妻にとっても、ここから1週間ずっと心配する日々が続きました。

 

 

発覚から一週間後、

私は休みを取り、主治医の説明を聞きに同席しました。

癌は重い状態だが、治せない状態ではないと言われ、束の間の安心を得ました。

今後の手術や治療内容を聞き、半年後は完治している可能性があるとの話でした。

 

 

家に帰り、何か出来ることはないかと妻と話し合い、

とりあえず共同で払っていたローンをこちらで負担しようという結論になりました。

 

急に月4万から11万のローンを負担することは容易ではありませんでしたが、

貯金を切り崩すことにより不可能ではないと思い、完治することを信じてやっていこうと思いました。

 

 

その日の夜、今後の生活の話をしようと再び下に行きました。

 

そこでもう一つの事件。

 

 

 

父から

「実は会社の借金が800万あって…」

 

 

 

 

 

嘘だろ?

 

 

 

 

 

同居したとき借金なくなったって言ってたじゃん!

癌の発覚から一週間、今度は借金の発覚!

ちなみに後日わかったのですが、借金は800万ではなく1500万でした。

 

もうこの時は感情がなくなり、完全に脳がシャットダウンしてしまいました。

なにがヤバいかというと、

 

3年前の当時、土地は両親が1000万で購入し、

建物は4000万 9:1の割合で9割が私のローン、1割が頭金として両親に出してもらいました。

 

つまりです。

土地と建物の1割は父の資産、価値にすると1300万ということになりますね。

 

 

借金1500万

病気で働けない

借金返せない

会社が倒産(自己破産)

土地が競売?

建物も売却?

間違いなくオーバーローン

私も自己破産・・・?

 

 

という流れが一瞬で見えました。

 

 

この時父は「全部無くなることもあるかもな」

なんか他人事!

 

母は「ごめんね こんなはずじゃなかったのに」

泣いているだけ。

 

 

私は色々な感情がめまぐるしく芽生え、

・病気の心配

・借金のショック

・隠されていたいたことへの怒り

・マイホームが失われる可能性への不安

等々。

 

 

 

こうして、それなりに幸せだった暮らしが一変し、世界が変わってしまいました。

来年の今頃、私達はどうなっているのでしょうか。

 

これからどんどん更新していきたい思います!

次回は個人再生について。