日記⑤ オーバーローンによる破産か救済か

父の手術から5日経過し、

現状特に変わったことはありません。

コロナウイルスの影響で面会できないのですが、

LINEで確認した限りでは病状は良好なようです。

ブログに載せ損ねてましたが、

先日、父の手術前に、

以前ブログに載せた個人再生の話をした弁護士とは別で

自己破産専門の弁護士と話した内容を載せます。

今回話をした弁護士の先生は

ホームページから見つけた先生ではなく、

不動産関係に勤めている弟の知り合いの知り合いの先生を紹介して頂きました。

私は仕事があったので話は聞きにいけませんでしたが、

父と弟が聞いた内容を載せます。

先ず、そもそも弁護士に相談する際には

電話対応で無料の相談ではほとんど詳しい内容は聞けません。

あちらも仕事でやっているので当たり前と言えば当たり前ですね。

今回は1時間1万円で相談に乗って頂きました。

借金の総額や土地・建物の名義等をお伝えし、

父が自己破産した場合はどのような流れで破産手続きが進んでいくのか

ということですが、

破産手続きをするのであれば

正式に弁護士に申し込みをして、料金を払うそうです。

破産手続き代は約20万円。

破産後に分割で払っていくようですね。

お金がないから破産するのに、それでもまたお金がかかってしまうんですね(･･;)

今回はまだ相談の段階なので契約等はしておりません。

父が自己破産した場合、

やはり名義になっている土地と建物の1割は競売にかけられてしまうそうですね。

しかし、

競売にかけられる前に、

建物の9割（ローン支払い中）の名義人である私に土地の一括購入を求められることがあるようです。

その時に、建物が残っている土地は競売にかける価値なしと判断され、

もしかしたら100万円程度の価値となる可能性があるそうです。

それを私が一括購入すれば、

父の会社の借金は全て無くなり

土地と建物が全て私名義となります。

この流れで進めば、

私達家族は住処を失わないで済むようです。

今回の状況では最善の流れですね！

しかし、100万程度で相続できたとすると、

私達が借金もなく普通に暮らしていたとすれば、

いずれ私が土地を相続する際に相談税や贈与税がかかります。

この時の税金より低価格で土地が手に入ってしまうことになります。

私自身の財産部分だけで考えると

「得」になってしまいますね。

こんなことを行政が許してくれるのかどうか・・・

実際に今後の生活のことを考えると、

病気の父の介護の可能性や両親が働けない部分を負担しなければならないので

最善策で進んでも全く、得なわけではないのですが。

一方、リスクとしては

土地の価値が元々の1000万程度と判断されれば

私はそれを一括購入しなければいけないのですが、

もちろん一括購入する資金などありません。

この時に、私がローンを借りている銀行に相談し、

1000万をローンに上乗せすることが可能か。

それにもよるようです。

恐らくそんな事は出来ないようですけど。

私が一括購入出来なければ

土地は競売にかけられてしまい、

そうなると銀行が抵当権を実行し、建物も競売にかけられてもしまう可能性があるようです。

つまり、父が自己破産した際の

土地の価値により、全てが決まってしまう可能性が高いようですね。

以前のブログで載せましたが、土地建物も全て競売にかけられてしまうと、

私は家を失いオーバーローンで2000万近い借金のみ残ってしまう可能性が高いです。

こうなってしまうと、

私も自己破産するしかありませんね(;_;)

他にできることはないか、もう少しあがいてみます。